WAREHOUSE lot.S1003XX-LTD [LIMITED EDITION]
「繊維産業が生産する生地は、銃や船と同様に、この大戦の勝利に不可欠なものである」第二次世界大戦における、アメリカ海軍(US NAVY)クオーターマスター(QM:補給部)少将の言葉である。
彼らは、当時世界最大の繊維製品の買い手であった。
戦時生産委員会の指示により、工場が民生用をほぼ全面的にQMに引き渡すという事態が起こった。
工場側にとっては、生産設備を民生用から戦時用に転換する際、途方もない困難があった。
ヘリンボーンやサンフォライズドドリルなど、軍用生地への転換に加え、通常よりも幅の広い織機を使用する方法を検討し、利用可能な生産者の数を増やす必要があった。
このような状況の中で、物資不足の上に簡素化を強いられた衣料品メーカーは多大な影響を受けた。
「第二次世界大戦はデニムに何をしたのか?」
当時の状況を知れば推し量る事が出来る。
「WPA」の労働雇用プロジェクトは、軍需の拡大に伴い1943年に消滅したが、余剰在庫となった生地や資材は、当時貴重な民生品に転用されたに違いない。
なぜなら、デニムの織機でさえ、軍用生地のために変更が強いられた時代である。
様々な生地が使用されたポケットスレキの代用には、この様な残布使用が推奨されたのだろう。
■実寸サイズ(cm)
| 34 | 36 | |
|---|---|---|
| ウエスト | 90.0 | 94.0 |
| 股上 | 34.0 | 34.0 |
| 股下 | 87.0 | 88.0 |
| 裾幅 | 23.5 | 24.0 |
※洗濯により下記の縮みが生じます。
ウエスト-約4~5cm ワタリ-約1~2cm 前股上-約1~2cm 股下-約7~8cm 裾幅-約1cm
6.7番×6.7番 茶綿混ピンクセルヴィッチWWⅡデニム
鉄製タックボタン
鉄製銅メッキリベット
レーヨン100%先染ライン入りレッドピスネーム
ベジタブルタンニングディアスキンラベル
オリジナルフランネル袋ポケット
ペンキプリントステッチ
NON WASH
日本製



